株式会社キノックス

きのこの雑学

これまでは「食」を前提としたきのこの人工栽培について、薬用の「まんねんたけ」を含め17種類のきのこについて紹介してきました。人工栽培が可能だとされている食用きのこの数はこれまでの報告(2009年3月)によれば55種類程度とされておりますので、3割程度の紹介にしか過ぎません。

日本の食用きのこの数は約200種類で、そのうち特に好んで食に供されるきのこの数が約70種類ですので、人気のある食用きのこの約70%以上が既に人工栽培が可能となってきております。今後、人工栽培の研究が進むにつれ、栽培可能なきのこの数は更に増えるものと考えられますし、販売される種菌の種類も多くなるものと思われます。
自分で栽培するきのこについて、さらに知識を深めていただくためにも、これまで紹介してきたきのこについて、販売や流通を含め、もう一歩踏み込んだ形で、栽培のプロとなるための情報を紹介したいと思います。