株式会社キノックス
まいたけの自然栽培・原木栽培法(煮込み)
【まいたけ】
原木煮込み栽培まいたけの画像
まいたけの自然栽培における原木の煮込み栽培は、短木栽培法と同様、原木を殺菌して栽培する方式のひとつでありますが、短木栽培法に比べ簡易な施設で栽培できることが大きな特長であります。実施にあたっては、原木を煮込む祭の温度と時間の保持に注意を払うことが大切です。
◆まいたけの詳しい情報◆


品種
発生温度
特長
販売品目
東北MA52号(中生)
14〜18℃
 中葉、厚肉、濃黒褐色
種菌850cc
KX-MA59号(早生)
16〜20℃
 中葉、中肉、濃黒褐色
種菌850cc
※当社で取り扱っておりますその他のきのこの品種に関しては、
 こちらを御覧ください。


1、原木の種類
・ミズナラ、コナラ、ブナ、クリ等の広葉樹で、太さ15〜30cmのやや太めのものが適当である。


2、伐採と玉切り
・伐採は、秋紅葉期から翌春新芽の出る頃までの休眠期に行う。
・原木は、出来るだけ生木の状態で使用する。
・玉切りは使用直前に行い、15〜20cmの長さに切った後、出来るだけ早めに使用する。
・太いものは、袋に入る大きさとなるよう2〜4ヶに割って使用する。
※玉切り後のタンニン等の「アク抜き」を目的とした浸漬作業は、不要である。



3、煮込み(殺菌)
・ドラム缶等を使用して原木の煮込みにより、殺菌を行う。
・煮込み時間は、水が沸騰してから4〜5時間実施する。
※繰り返し煮込み殺菌を行う場合は、その都度水を入れ替える。
※煮込みの際は、米ヌカ等の栄養源添加は不要である。(害菌誘発の原因となる)。
まいたけ煮込み図


4、袋詰め
・煮込み殺菌終了後、熱いうちに原木をフィルター付き栽培用ガゼット袋(0.053×200/320×450mm)に収容し、素早く袋口をセロテープで仮止めする。
※殺菌原木は害菌汚染を避けるため、消毒した厚手の手袋等を着用して熱いうちに素早
く袋内へ収容することがポイントである。(作業中の火傷に注意)
原木袋収容図
原木袋仮止め図


5、放冷
・消毒された清潔な室内で、原木の温度が20℃以下となるまで充分に冷却する。
・戻り空気による吸い込み汚染に注意する。
※オガコ培地と異なり、冷却速度が遅いことから、放冷不足に注意する。


6、接種
・袋口を開放し、種菌を全面にばら蒔くように接種する。
・850cc種菌1本で、15袋程度の接種が目安である。(1袋当たりの接種量は50〜60ccで、短木栽培よりも多めに接種する)
・接種終了後は、袋口を図のように折り込み、ホチキス止め(3ヵ所)を行い、完全に密封する。
原木接種図


7、培養
・培養期間は、3月下旬から8月中旬まで。
・温度管理は、5月中旬頃までの期間は出来るだけ保温(15℃目標)に努める。
※この間は菌糸の呼吸熱を利用して保温を図るように努める。
・5月中旬以降は、自然温度管理に移行する。(外気温15℃が目安)
※換気は呼吸熱が発生するようになるまでほとんど不要であるが、呼吸熱発生後は温度の上がり過ぎに注意(28℃以内)し、温度調整を兼ねて定期的に換気を行う。
・自然温度管理に移行した後は、直射日光を避け、通風良好な場所で埋め込み時期まで充分に熟成を図るよう管理する。


8、埋め込み
・赤褐色に着色した完熟榾木を袋より取り出し、水はけ良好で暖かく、若干乾燥気味な場所を選定して埋め込みを行う。
・埋め込み方法は単体、あるいは数体の榾木をまとめて横にして埋め込む。(縦埋めも可能であるが、初年度発生が少ない傾向にある)
・覆土は2〜3cmとし、更に上面を落ち葉等で被覆する。(砂土、粘土の覆土は避ける)
・梅雨明け後の7月下旬までには埋め込みを完了する。(埋め込み後は原基形成を確認するまで、日除けは不要)
・埋め込み作業は、まいたけが自然発生する1ヶ月前までには終了させる。
※煮込み栽培は、短木栽培に比べ菌糸蔓延が良好となる傾向にあることから、仕込み年度内での埋め込みが可能である。


9、発生
・9月中旬頃より発生を開始する。(地域により発生時期は異なる)
・最低気温が15℃を下回るようになったら、夕方散水を行い、地温の低下と保湿を図る。
・原基の形成を確認後は、寒冷紗等による日除けを設置し、きのこへの直接散水は控える。
・原基形成確認後、2週間程度できのこの収穫が可能となる。
・菌傘が大きく生長し、裏面に管孔が形成されるようになる前に収穫する。
まいたけ煮込み発生画像
コンテナ発生画像


10、発生終了後の管理
・寒冷紗等の日除けを取り外し、露出榾木の覆土補修を行う。
・きのこ収穫後の残骸を処理し、害菌感染の榾木は掘り起こして処分する。(消石灰を散布して埋め戻す)
・発生年数は、榾木の太さによっても異なるが、4〜6年間は発生可能である。
まいたけ煮込み収穫画像
■ご注意! きのこ種菌の拡大培養は種苗法により禁じられております。

会社案内商品情報きのこの栽培法きのこエトセトラご注文お問い合わせリンクについてサイトマップ
++ トップへ戻る ++

株式会社 キノックス Kinokkusu Corporation
e-mail:honsya@kinokkusu.co.jp
Copyright (C) 2003-2014 Kinokkusu Corporation. All Rights Reserved.