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Grifola frondosa (Dicks.:Fr. ) S. F. Gray 

 まいたけはサルノコシカケ科マイタケ属のきのこで、秋にミズナラやコナラなどの広葉樹の根元に発生するへら型の傘が多数重なり合って集団塊を形成する、心材腐朽型の木材腐朽菌である。見つけた人が歓んで踊りを舞うほどの歯切れが良くて美味しい、貴重なきのこで、古くから東北地方などで食用として親しまれている。学名は葉が多く、大きく舞い上がっているように見える姿に因んで命名され、和名においても同様に、舞っているように見えるきのこの形状に因んで命名されたものである。
 自然界では、競争相手の少ない老齢木などを選択して寄生する希少なきのこであるが、最近は人工栽培されたものが1年中販売されるようになってきている。β‐グルカンによる抗ガン作用や抗エイズウイルス作用などを有することが解明されており、しいたけに次いで薬効面での研究が進んでいる。アメリカでは「my-TAH-kee」と和名で呼ばれるほど人気があり、世界的にも薬効が注目されるようになってきているきのこである。