きのこの雑学・あらげきくらげの雑学
あらげきくらげの商品特性について


【傘の白色物】
 キクラゲ類のきのこは傘の表面に白色の微毛を有しております。特に「あらげきくらげ」はその微毛が長いことから、「きくらげ」と区別する意味で「荒毛キクラゲ」と命名された所以があります。それゆえ、乾燥すると「きくらげ」よりも傘表面が白く見えることから、別名「裏白キクラゲ」とも呼ばれ、全体的にきのこが白っぽく見えます。また、キクラゲ類のきのこにおいては、傘の裏面で胞子が形成されることから、生の「あらげきくらげ」においては傘裏面に胞子が付着(蓄積)して白く粉状(胞子が発芽して白い菌糸となるため、カビの発生と間違われることが多い)になることもあります(写真)。胞子が傘面に付着(蓄積)する症状は、キクラゲ類のきのこに見られる特有の生理的特徴で、カビではありませんので、水洗いしてから調理に使用すれば、特に問題となることはありません。参考までに、中国からの輸入キクラゲの80%近くは「あらげきくらげ」で、一般的に「きくらげ」の方が高級とされておりますが、食味上からの理由ではなく、単なる収穫量が少ないことによる希少性によるもので、食感的にはむしろ「あらげきくらげ」の方が良好だと言えます。







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