こちらを御覧ください。 1、原木の種類 ・ミズナラ、コナラ、ブナ、カシ等の広葉樹で、太さ12〜20cmの栽培袋に収容可能な太さのものが適当である。 2、伐採と玉切り ・伐採は、秋紅葉期から翌春新芽の出る頃までの休眠期に行う。 ・原木は、出来るだけ生木の状態で使用する。 ・玉切りは使用直前に行い、15〜20cmの長さに切った後、出来るだけ早めに使用する。 ※榾木の半分程度を埋め込む栽培法であるため、割らないと袋に入らないような太い原木は、使用を避ける。 3、上乗せ培地の調製 ・菌糸の活着を促進する目的で、上乗せ培地を調製する。 (培地調製) オガコ:フスマ=10:2(容量比) 含水率:62〜63%(片手で握って指間から水が滲出する程度) ・培地調製量は、1袋当たり約300cc(上下2ヶ所に2cm程度の厚さ)を目安とする。 4、袋詰め
5、殺菌 ・袋詰めした原木を蒸気殺菌する。 ・常圧殺菌の場合は、釜内温度が98℃に達してから4時間、高圧殺菌の場合は、釜内温度120℃で90分間実施する。 ![]() 6、放冷 ・消毒された清潔な室内で、原木の温度が20℃以下となるまで充分に冷却する。 ・戻り空気による吸い込み汚染に注意する。 ※オガコ培地と異なり、冷却速度が遅いことから、放冷不足に注意する。 7、接種 ![]() ・袋口を開放し、種菌を全面にばら蒔くように接種する。 ・850cc種菌1本で、20袋程度の接種が目安である。(1袋当たりの接種量は40〜50cc)
8、培養 ・培養期間は、3月上旬から8月上旬まで。 ・温度管理は、5月中旬頃までの期間は出来るだけ保温(15℃目標)に努める。 ※この間は菌糸の呼吸熱を利用して保温を図るように努める。 ・5月中旬以降は、自然温度管理に移行する。(外気温15℃が目安) ※換気は呼吸熱が発生するようになるまでほとんど不要であるが、呼吸熱発生後は温度の上がり過ぎに注意(27℃以内)し、温度調整を兼ねて定期的に換気を行う。 ・自然温度管理に移行した後は、直射日光を避け、通風良好な場所で埋め込み時期まで充分に熟成を図るよう管理する。 ※やまぶしたけは菌糸が原木全体に蔓延しなくとも、種菌部分から子実体を発生させる特性があることから、自然温度管理へ移行後に子実体が発生した場合には、袋口より発生したきのこを除去する。(収穫後の虫の侵入に注意) 9、埋め込み ・完熟榾木を袋より取り出し、水はけ良好な場所を選定して埋め込みを行う。 ・埋め込み方法は榾木を縦にして、榾木の高さの半分程度を目安に埋め込む。 ・埋め込み終了後は、地表面を落ち葉等で被覆し、全体を寒冷紗等で覆って日除けを行う。(林内に埋め込みの場合は、きのこが発生するまで被覆は不要) ・8月上旬までには埋め込みを完了する。(やまぶしたけが自然発生する1ヶ月前までには終了)
10、発生 ・9月上旬頃より発生を開始する。(地域により発生時期は異なる) ・最低気温が18℃を下回るようになったら、散水回数を多くする。(毎夕方の散水) ・榾木表面にきのこの原基を確認後は、寒冷紗に雨除けを設置し、また、きのこへの直接散水は控える。(林内の場合は、この時点で雨除けを設置)
11、発生終了後の管理 ・きのこ収穫後の残骸を整理し、害菌感染の榾木があれば掘り起こして処分する。(消石灰を散布して埋め戻す) ・寒冷紗の雨除けを取り外し、覆土等の補修を行い、翌年5〜6月の発生に備える。(林内の場合は雨除けを撤収) ・発生年数は、榾木の太さによっても異なるが、3〜4年間は発生可能である。 |
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■ご注意! きのこ種菌の拡大培養は種苗法により禁じられております。
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