きのこの雑学・エリンギの雑学
エリンギの機能性について

ヨーロッパ生まれのエリンギの成分特性は、日本産の栽培きのこ類に比べて繊維質とカリウムの含有量の多いことが特徴です。繊維質は「食物繊維効果」として発ガン性物質やコレステロールなどを吸着して体外に排出する作用や抗便秘作用、糖尿病の予防などの薬理効果の他に、腸内有用細菌の発育促進作用などの様々な機能を有します。また、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防効果を発揮します。カリウムの含有量は100g当たり460mgで、これはきのこ類の中ではトップクラスです。

 最近の薬効面に関する医学的研究成果によれば、エリンギには子実体乾燥粉末と熱水抽出液のいずれにおいても心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管障害の原因となる「高脂血症」の予防や治療、並びに「抗高血圧作用」などの薬理効能を持つことがマウスを使った実験で判明しています。更には、エリンギのもうひとつの特徴として、今までの栽培きのこ類に比べてトレハロースの含有量の多いことが上げられます。トレハロースは、最近、種々の疾病や発ガン、ひいては老化にも深く関与している「活性酸素」を消去する作用を有する抗酸化物質のSOD(Superoxide dismutase)様活性を安定化させる効果や骨粗しょう症の予防効果のあることも判明していることから、トレハロースを多く含有するきのことしてのエリンギの薬効面での期待が高まっています。因みに、カロリーは100g当たり24kcal程度(生)で、難分解性の食物繊維が豊富(さつまいもの約2倍)であるため、ダイエットにも有効なきのこなのです。含まれる食物繊維はそのほとんどが不溶性のため、大腸で水分を吸収して便の硬さを増し、腸壁を刺激(腸管免疫作用)して蠕動(ぜんどう)運動を促してくれることから、便秘の改善に効果を発揮します。

 一方、味覚面においては、子実体中に「しいたけ」などに代表される核酸系の旨味成分の元であるグアニル酸の含有量はそれほど多くはないのですが、もうひとつの旨味系のアミノ酸であるグルタミン酸や甘味系アミノ酸のアラニンとグリシンを多く含んでいます。 そのため、従来の和風型の「しいたけ」などとは異なった、マッシュルーム(ツクリタケ)型のまさにヨーロッパ系の「旨さ」を持ったきのこだと言えます。ヨーロッパ 原産のエリンギは、繊維質で肉質が固く、歯触りも良好であることから、「旨さ」、「歯触り」、「日保ちの良さ」の3拍子揃った きのこなのです。 最近の食品の第3次機能(摂食後に生体調節作用を発現する機能性食品)ブームによる国民的な健康指向の高まりとも相まって、 エリンギはまさに21世紀を担う新しいタイプのきのこだと言えそうです。





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