きのこの雑学・まいたけの雑学
  まいたけの栽培相談


Q9:管孔の形成が早く、葉が大きくならないのですが?

一般的に「まいたけ」は葉(傘)が大きく開いてから、胞子を飛散させるための管孔を形成するようになりますが、生育中に何らかのストレスが加わった場合には、葉が小さい状態で管孔を作るようになってしまいます。管孔が形成されてしまうと、もはや葉(傘)はそれ以上大きくなることができないため、大きな株の「まいたけ」を収穫することはできません。管孔が早期に開いてしまう生育環境での主な原因としては、室内の湿度や風量(風速)の影響が考えられます。室内湿度が低かったり、生育中の「まいたけ」に直接風を当てたりした場合には、ストレスのために早期に管孔を形成するようになります。
生育環境以外の「小開き」の要因としては、培養管理における熟成不良が考えられます。「まいたけ」に限ったことではありませんが、未熟な菌床を無理に発生させた場合には、子孫繁栄のための胞子を早期に形成する傾向が見られます。特に「まいたけ」は接種源から早期に原基を形成してしまう傾向が強いことから、培地調整時のオガコの粒子が細かかったり、仕込み水分が多く、しかも硬詰となってしまった場合には内部が酸欠状態となり、所定の培養日数では思うように熟成が進まなくなってしまうため、菌糸体内に正常な子実体を形成するための十分な養分を蓄積することができなくなってしまいます。その結果、傘が十分に生長しない状態で「管孔」を形成してしまい、「小開き」のきのことなってしまうのです。対策としては、培地充填量を減らして内部空隙量を確保するように軟詰めすることで、内部の酸欠防止が可能となります。また、既に培養中の菌床は、可能な範囲で培養日数を延長して熟成をさらに促進させることで、症状を緩和させることが可能となります。



 


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