きのこの雑学・まいたけの雑学
  まいたけの栽培相談


Q10:収穫の終了した菌床の埋め込み栽培について教えてください

 「まいたけ」の菌床栽培は1回の発生で終了してしまうことから、ブロック菌床の場合、収穫の終了した菌床を埋め込んで、秋に露地で再度発生させて2回目のきのこを収穫することができます。露地で発生させた「まいたけ」は室内の人工栽培と異なり、肉厚で葉の大きなより天然ものに近いきのこの収穫が可能となります。具体的な栽培方法は下記の通りですが、栽培に当っては野外であることから、害虫の被害や降雨等によるきのこへの泥跳ねに注意する必要があります。

(埋め込み管理方法)
①収穫した菌表表面のきのこの残骸等は、きれいに取り除く。
②収穫後の袋口(カット部分)は、開封状態のままとする。
③直射日光の当らない風通しの良好な場所へ、菌床を横にして積み上げる。
④菌床側面が黄褐色に着色(被膜形成)するまで、休養管理を継続する。
 ※休養期間は、極端な高温を避けるようにすれば6ヶ月間程度の保管が可能である。
⑤菌床が着色し、固く締まった状態となっていることを確認する。
⑥梅雨明け後に菌床の埋め込みを開始する。
⑦菌床を袋から取り出し、上下を反転させるようにして埋め込む。
 ※袋のまま埋め込むことも可能であるが、その場合は必ず菌床底部に切れ込みを入れ、上下反転させて埋め込むようにする。
 ※菌床の埋め込みは、必ず水捌けの良好な場所を選ぶように注意する。
 ※裸出した菌床は、3~5個程度を接触させるように埋め込むことで、大型のきのこの収穫が可能となる。
  ※埋め込みの畝幅は、中央部がムレ易いことから、幅を広くしないように注意する。
⑧埋め込んだ菌床の上部へ、2~3cmの厚さとなるように覆土を行う。
  ※覆土は厚くなり過ぎないように注意し、砂や粘土の使用は避ける。
  ※覆土の上を落葉などで覆って、泥跳ね予防を心がける。
⑨寒冷紗などで埋め込んだ菌床の日除けを行い、秋の発生に備える。
 ※原則的に散水等の管理は、不要であるが、8月下旬頃より夕方に散水を行うことで、原基の形成が促進される。

収穫終了後の菌床であることから、原則、発生は当年の秋1回で終了する。毎年埋め込み場所を変更することが理想であるが、同一場所(連続の埋め込みは不可)へ埋め込んで管理する場合には、2~3年分の場所を確保して袋ごと埋め込むようにする。発生終了後は菌床を袋ごと掘り起こし、生石灰を散布後、耕起してから2~3年間休養させた後に再度埋め込みに使用するように心掛ける。



 


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