きのこの雑学・ひらたけの雑学
  ひらたけの栽培相談


Q2:発生操作の適期を教えてください

 「ひらたけ」の適正培養日数は品種によっても異なりますが、一般的には、菌糸蔓延完了時と同時に発生操作を実施します。広葉樹オガコでの栽培と異なり、スギオガコなどの針葉樹オガコを使用したビン栽培では、オガコの分解が全く行われずに添加した栄養源の養分できのこが生長することから、熟成管理は原則必要ありません。逆に長く置き過ぎてしまうと、原基形成や自己消化のために収量が減少してしまいます。そのため、菌糸が蔓延した段階で、直ちに発生操作を行うようにしてください。ただし、弊社のH67号のような晩生系の品種では、菌糸蔓延後に更に10日間程度の熟成を必要とする品種もありますので、品種によって適正培養日数を判断する必要があります。
 また、培養温度が低い場合には、菌糸が未完了の状態でも原基が形成されてしまうことがありますので、培養管理温度はビン間で25℃となるように、通常のきのこよりは高めに設定する必要があります。更には栄養源の配合割合によっても原基の形成に差が生じるようになります。糖質(C源)の多い配合の場合には原基形成が早まる傾向にあるため、菌糸蔓延が完了する前にきのこが発生してしまうことがあります。そのため、「ひらたけ」の場合にはタンパク質(N源)の添加割合を多くした配合を心掛ける必要があります。いずれにしても菌糸蔓延が完了する前にきのこが発生してしまった場合には、発生操作後のきのこの発生に悪影響を与えるようになって収量が伸びなくなってしまいますので、所定の収量を確保するためには、菌糸をしっかりと培地全体に蔓延させた後に、きのこを発生させることが重要です。



 


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