きのこの雑学・はたけしめじの雑学
  はたけしめじの栽培相談


Q10:気中菌糸が多く、芽が出ないのですが、原因について教えてください

「はたけしめじ」は、芽出し管理における菌掻き処理後の湿度管理が大変重要となりますが、加湿過多となってしまった場合には、再生気中菌糸が旺盛に繁殖してしまい、原基が形成されなくなってしまいます。それゆえ、酸欠環境となるような極端な加湿は良くありません。菌掻き処理後の菌床表面に菌糸が再生するまでの約5日間の加湿は重要なのですが、それ以上の長い加湿管理は逆効果となってしまいます。酸欠のために菌糸が脱分化を起こしてしまい、生殖生長から栄養生長へ再び戻ってしまうのです。菌糸再生のための湿度管理は菌糸の再生状況を見極めながら行うことが重要で、菌糸再生後は気中菌糸の動向に注意し、気中菌糸を発生させないように芽出し湿度を調整する必要があります。
  また、その他の原因としては、菌株の劣化(性能低下)の可能性も考えられます。きのこの菌糸は継代培養を繰り返すことにより、原基形成能力が低下(劣化)することが知られています。特に「はたけしめじ」は菌株の劣化が早いきのこですので、種菌の性能には十分な注意が必要です。長期に継代培養を繰り返した種菌は、子孫繁栄のための原基形成能力が低下している場合が多いことから、菌掻き後の気中菌糸の発生が多くなる傾向にあります。それゆえ、種菌の自家増殖は劣化のリスクが高くなりますので、信頼のおけるメーカーから定期的に種菌を購入するようにしてください。



 


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