きのこの雑学・エリンギの雑学
  エリンギ8の栽培相談


Q5:オゾンを使用する殺菌方法について教えてください。

オゾンによる殺菌は、一般的に空気を原料としてオゾン発生器によって酸化力の強いオゾンガス(O3)を発生させて、空気や水を殺菌する方法で、装置があればどこでもガスの発生が可能なことから、欧米などで普及した殺菌方法です。名前の由来は、特有の青臭い刺激臭を持つことから、ギリシア語のOzein(におう)に因んで命名されました。強い酸化力(酸化作用)によって直接的に微生物を殺滅しますが、高濃度では人体にも吸引による呼吸器系の損傷などの有害な影響を与えますので、取り扱いには注意が必要です。
きのこ栽培で使用する場合には、菌糸にも悪影響を与えますので、培養室や発生室などきのこの菌糸の存在下での使用は禁物です。特に接種直後の培養室での使用は厳禁で、接種した菌糸が変異や死滅してしまう可能性があります。また、芽出し初期の使用は着色や奇形茸発生の原因となり兼ねませんので注意して下さい。参考までに、オゾンの使用マニュアルは、以下の通りです。
(オゾン使用マニュアル)
・使用方法:1.0ppm濃度で、4時間以上(8時間目安)の処理で効果を発揮する。
・環境湿度:50~80%(高過ぎ、低過ぎは効果減少)。乾燥し過ぎに注意する。
・有害性:人体に対しても有害であることから、入室は0.1ppm以下の濃度まで低下してから行う。
※0.1ppm濃度になる目安は、自然開放で5~6時間が必要です。また、強制換気の場合には、90分程度の時間が必要となります。
エリンギに対するオゾンガスの影響についての試験報告はありませんが、生育室に使用した場合、残留ガス障害で着色症状、生育異常が発現する可能性がありますので、菌床の入れ替え時に使用する場合には、残留濃度を必ずチェックするようにして下さい。





 


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