きのこの雑学・エリンギの雑学
  エリンギ8の栽培相談


Q3:エリンギの奇形症状の原因について教えてください。

エリンギの奇形が発症する要因としては、いろいろ考えられますが、主な原因としては、以下のようなことが考えられます。
 [1]熟成障害
 [2]菌床表面の乾燥
 [3]菌床上部の収縮によるビン中発生
 [4]生育時のCO2障害
 [5]病害菌の感染
[1]の熟成障害による奇形茸発生が一般的ですが、その主な原因としては、Q1の回答を参考にして下さい。
[2]の菌床表面の乾燥が原因の場合には、芽出し初期の乾燥に注意が必要です。菌掻き直後の菌床表面が乾燥してしまった場合には、不発生となることもあります。菌糸が再生するまでは、しっかりと加湿を行うようにしてください。
[3]のビン中発生の原因としては、培地収縮が考えられます。特にオカラを多く使用することで生じ易い現象ですので、水分を控えめとし、ビン肩が隙かないようにやや固詰めにすることで対策は可能です。オカラ使用は収量アップに効果的ですが、殺菌終了後に培地が収縮し易いことから、培地調製時には特に注意が必要となります。
[4]のCO2障害の場合は、生育室の換気管理を改善する必要があります。エリンギは生育室のCO2を高めに管理して柄が長くなるように栽培しますが、高過ぎる(3,000ppm以上)場合には、傘奇形を生じるようになります。傘の形状を見ながらCO2濃度を調整する必要があります。
[5]の病害菌による傘奇形の場合には、室内の消毒以外に、培養管理を見直す必要があります。室内消毒で一時的に改善はしますが、根本的な対策にはなりません。
培養管理に問題があって健全な菌床に仕上がっていないことが主因ですので、殺菌工程を含め、換気や温度管理などの培養管理工程([1]と同様の原因)を検証し、原因を根本から究明する必要があります。





 


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