きのこの雑学・ブナシメジの雑学
  なめこの栽培相談


Q10:適正熟成期間の判断目安はありますか?

 発生操作を行う前の段階でブナシメジの菌床の熟成度合を判断することは非常に難しいことですが、培地pHが一つの判断基準となります。ブナシメジの場合、接種後5日前後から徐々にpHが上がり始め、菌糸が蔓延する前にピークを迎えます。ピークとなった以降は、次第に下がり始めて、ほぼ一定のpH値に収束する傾向が見られます。具体的には、殺菌後の初発pHが5.8とするとピーク時には6.5~6.7まで上昇し、接種から60日程度でpH5.5前後に落ち着きます(品種により異なる場合あり)。
  このように、培地のpHを経時的に測定することで発生操作の判断時期をある程度見極めることができます。また、菌床の呼吸熱に着眼して、室温と菌床温度との較差がほぼなくなる時期を目安とする判断方法もありますが、いずれの方法においても正確に菌床の熟成度合を判断することはできません。
  そこで、ブナシメジにおける最も簡便で確実な判断方法は、キャップを開封した際の子実体発生の有無で発生操作の適期を判断することです。キャップを外した際に菌床面から若干のきのこが発生していた場合には、発生操作を行っても良いとの判断目安になります。
  なお、培地配合内容や培養管理などによって菌床の熟度状態は変化しますので、より正確に発生操作の適期を判断するためには、1~2コンテナを5~10日間隔で3水準程度に分けて試験的に発生操作を行い、収穫日数や収量、芽数、芽揃いなどを考慮し、品種の適正培養日数を決定することが最も無難な判断方法だと思われます。



 


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