きのこの雑学・しいたけの雑学
  なめこの栽培相談


Q6:初回にきのこが集中発生してしまうのですが?

一般的な菌床しいたけの品種においては、過熟培養になってしまった場合に初回で集中発生してしまう傾向が見られます。
集中発生の原因は、ひと口で言うと「熟成過剰=過熟」ということになります。
対策としては、過剰培養とならないように「熟度」を見極め、適正な時期に発生操作を行うことで過剰発生を抑制することが可能となります。

しかし、問題は、この「熟度」の見分け方です。
培地のpH等を測定して判断する方法もありますが、しいたけにおいてはまだ詳しく適正熟度の判断目安の基準は解明されていません。
そこで、次のような方法で発生を抑制しているのが現状です。

1)高温抑制栽培
この方法は、過剰に形成された原基を一定期間高温処理(26~28℃を7~10日間)を行うことで原基の淘汰(生き残った丈夫な原基だけを発生させる)を行い、発生本数を抑制する方法です。
処理期間が長過ぎるときのこが発生しなくなってしまう可能性もあることから、温度管理を厳密に行うことがポイントとなります。

2)破袋散水培養
この方法は、上述の栽培法に比べ管理は楽ですが、散水設備が必要となります。
具体的には、培養40~50日で菌床を袋から取り出し、裸出状態(破袋)で、菌床が過乾燥にならない程度に適宜散水しながら管理を行います。
菌床がチョコレート色に褐変した後、さらに散水管理を継続すると、やがて散水刺激によりきのこが自然に発生するようになります。
自然に発生してくる時期を「熟度」の目安として発生操作に移行することで、過剰発生の抑制が可能となります。
この方法は上述の栽培法と異なり、原基が過剰に形成されるようになる前に発生操作を行うことが特長で、原基調整の考え方は全く逆の栽培方式です。



 


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