きのこの雑学・しいたけの雑学
  なめこの栽培相談


Q5:夏場に発生不良となるのはなぜですか?

きのこが発生しない原因としては、きのこの元である「原基」が形成されていない場合と「原基」の肥大生長のための刺激が足りない場合の2つの原因が考えられます。

1)発生刺激が足りない場合の対応策
きのこの発生には、温度差、移動刺激、窒息や切断等の刺激、水分供給などが必要です。
生育のための水分供給を行ってもきのこが発生しない場合には、他の刺激を追加することが効果的です。

しいたけの場合、温度や移動刺激、更には窒息刺激等の追加刺激を効果的に付与する手段として、浸水操作があります。
出切るだけ冷たい水(20℃以下で、掛け流し状態)に、運搬した直後の菌床を漬け込むことです。
浸水時間は、真夏ですので1晩程度が目安です。
ただし、水没させて窒息状態を維持することが目的ですので、菌床が水面に浮いて来ないようにしっかりと重石を乗せるようにします。
この操作できのこが発生しない場合には、原基形成が成されていない可能性が高いと思われます。

2)原基が形成されていない場合の対応策
原基の形成されていない菌床を無理に浸水等の物理的刺激を与えても、きのこは発生してきません。
原基形成のための休養管理を行ってから、発生操作を行う必要があります。

原基の形成のための条件は、以下の通りです。

  ・温度:15~25℃(理想条件)
  ・水分:菌床含水率で、50~70%
  ・光  :0.5~2.0Lx(室内ではなく、直接菌糸が感じる光)

上記の条件が揃えば、20~30日間で新しい「原基」が形成されるようになります。
ただし、これらの条件は、「健全な菌床」に仕上がっていることが前提ですので、菌床の仕上がり状態に問題がある場合には、必ずしも当てはまりませんので、注意が必要です。
その場合には、むしろ菌床作りの見直しが必要となります。





 


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