きのこの雑学・あらげきくらげの雑学
あらげきくらげの生産流通について


1、「あらげきくらげ」の輸入と国産の割合
 キクラゲ類はこれまでほとんど国内での栽培実績はなく、国内消費量(生換算で約25,000t)のほぼ98%は輸入に頼っております(下表参照)。主な輸入国は中国ですが、キクラゲ類のきのこは発生温度が20℃以上と高いことから、中国のような衛生管理の悪い栽培環境では農薬を使用しない生産方式が無理であるため、マスコミ等での報道のように残留農薬等の問題で、今後は輸入量が激減するものと思われます。

キクラゲ類の生産量と輸入量の推移

(単位:t)     

  国内生産量 輸入量
10年 86 23,080
11年 26 25,277
12年 26 24,050
13年 26 23,901
14年 38 23,898
15年 56 24,716
16年 62 25,399
17年 65 25,230
18年 92 25,869
19年 115 26,352
20年 181 21,633
21年 574 23,536
22年 302 22,830
23年 643 23,191
24年 819 24,620
国内の主な生産県:鹿児島、大分、沖縄
輸入量は生換算(×10)




2、国内での生産地
 3年位前からようやく国内での栽培が本格的に始まったばかりですので、大きな産地はこれまではありませんでした。しかし、近年、国産キクラゲ類の需要の高まりから、年間を通して栽培を行う大型生産者が急激に増加しつつある状況です。



3、生キクラゲの入手方法
 これまで国内で流通していた「きくらげ」は、すべて中国からの輸入による「乾燥品」ですが、現在、国内で行われるようになってきている「あらげきくらげ」の人工栽培は、原則「生キクラゲ」の状態での流通が主流となっております。入手方法につきましては、これまで道の駅等の直売場でしか購入できませんでしたが、最近は市場出荷も行われるようになってきておりますので、スーパー等でも購入できます。



4、生産体制
 現在のきのこの生産体制は、そのほとんどが年間を通して栽培する「周年栽培」が主流となっておりますので、工場規模での生産が主体です。「あらげきくらげ」の生産体制は現在では、夏場の生産が主流となっておりますが、キクラゲ類のきのこは国内で25,000t(生換算)と「なめこ」に匹敵する消費量があることから、将来的には年間を通した空調栽培での生産体制が確立されるものと思われます。



5、流通形態
 キクラゲ類のきのこの国内栽培はこれからの新たな栽培体系となりますので、どのような流通形態にも対応することが可能と思われます。できれば乾燥には無駄な経費がかかるばかりでなく、食感的にも「生」のキクラゲ類の方が優っていることから、栽培されたきのこの流通形態の主体は、国産品としての差別化を図る意味でも「生」が主流になるものと思われます。




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